人生のコンテンツ化

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プロとしての責任感と使命感

一見どんなに単純そうな仕事でも、シンプルに見える作業であっても
どこかに需要があり、その仕事から少なからず粗利が発生しているとき、
その仕事をする上で必要なことは「プロとしての責任感と使命感」だと思う。

当たり前なことを言うな!と思われるかもしれないけど、
日々仕事をしているとつくづく感じるから少し文章にしてみる。

自分の行っている仕事は得意先からの注文に対し、
メーカーに発注を流す、いわゆる今いる商社の機能である受発注業務。

この業務でのミッションは、商品を欠品させることなく安定的にエンドユーザーへ届けること。
そして意識すべきことは、発注漏れやミスをしないことであり、それ以上でもなくそれ以下でもない。

新規でクライアントを獲得する営業でもないし、自らノウハウを蓄積し再現力を高めるためのPDCA行動でもなければ、クリエイティブな発想がもたらすアートな分野でもない。

「ミスと漏れがないように」

このミッションであり、ある種のゴールを一日単位で達成することで
エンドユーザーへ商品を安定供給しどこかで満足度を高めることができる。


手配漏れで納期が一日遅れることで簡単に信用を失うこともある。
得意先にもお客様がいて、そのお客様にもまたお客様がいる。

この連鎖の末端として、プロとしての責任感と使命感が根底にある必要がある。
このことはどの職業にも言えるし、それがどんなに単純な作業であっても、
毎日の変わらないルーティンワークであっても言えることだと思う。



そしてもう一つ大事なことは、
「仕事への熱量やモチベーション」と「プロとしての責任感と使命感」
この2つは全く別物で分けて考える必要があるということ。

自分が現在の仕事に対してデカイ熱量とモチベーションを持って行えているとき、
プロとしての責任感と使命感はそれらに伴い強く感じられる。

ただ反対に、現職を嫌々やっていたとしたら
使命感は薄いし嫌な事で責任を取りたくないとさえ感じるかもしれない。

そう感じたら無理してその仕事を続けず環境を変えてみてもよいが、
環境を変えるリスクを取れない状況の人もいると思う。
そんな状況下にあるときこそ、
自分の仕事へのモチベーションとプロとしての責任感・使命感を分けて考える必要がある。

日々の業務で忙しくて、こういう当たり前のことを忘れてしまいがちだけど
常に「後工程はお客様」を意識して仕事をしていこう。

得意先から注文が入ったら、その先にいる方々全員がお客様。
上司から何か雑務を頼まれたらその際は上司がお客様。

どんな仕事でも一見バカらしく思えることも実は深い意味があったりする。
(本当にバカらしいこともあるかもしれないが)

今日はそんなことを感じた一日でしたとさ。